企業はIT環境を維持するための保守費用に、多くの予算を投じているという現状があります。実際に2019年までに行われていた日本情報システムユーザ協会のアンケートでは、各企業が全コストの7~8割を保守費用に使用しているという結果が出ています。
企業としてはそのコストの削減が大きなテーマとなっており、コスト削減に成功すれば、戦略的なIT予算を確保することが可能になります。しかし保守のコストを削減するのは、そう簡単なことではありません。
また、大きなテーマとしてのクラウド移行もあります。しかし、既存のオンプレミス環境と企業の構築した環境が大きく異なる上に、メーカーEOSLと絡んだ計画となるため、さまざまなトラブルが発生してしまうという問題があります。このような保守に関するさまざまな課題を解決するためには、第三者保守会社による保守サービスを受けるのがおすすめです。
第三者保守サービスの利用が保守の課題解決に
第三者保守サービスは、IT機器などのメーカー保守期間が終了したあとに、メーカーに代わって機器やシステムの保守・修理などを行ってくれるサービスです。メーカー保守期間を超えて継続利用をすることで、リプレースのタイミングを調整することができたり、リプレースにかかる費用を削減できたりなどのメリットがあります。
そんな第三者保守サービスは、昨今さまざまな業界からの参入が増えている分野でもあり、数多くのサービスが提供されているため、自社に適した第三者保守会社を選ぶのが難しいと感じている企業や担当者の方もいるでしょう。そんな方におすすめしたいのが「フィールドワン」の第三者保守サービスです。
大幅なコスト削減が可能
フィールドワンでは、基本的にメーカー保守の7~8割程度の金額で保守を行うことが可能です。とくに大きなシステムでは年間数億円の保守契約もあるため、2~3割削減できるだけでも大きな効果を見込めるでしょう。
また、IT予算の中でも数年に一度の巨大な投資となるのがリプレースです。メーカーのEOSLに合わせて保守が切れる前に移行を終わらせる、ということが通例になっていますが、まだ使用できる機器でもメーカー保守が終了するため仕方なくリプレースをしているという企業も少なくありません。
フィールドワンの第三者保守サービスを活用すればメーカーEOSLを越えて延命できるため、リプレースプロジェクトそのものを延期するなどで最適化し、無駄な費用の発生を抑えることができます。また、リプレースの際も同等機能を提供する安い中古機を混在させることができるので、大幅に予算を削減したリプレースも可能です。
実際にリプレースに2億円の予算を組んでいたプロジェクトを5,000万円に抑えた例や、一般的なリプレースの見積もり約6,000万円の案件を約1,200万円に抑えられたというケースもあります。フィールドワンなら延命と中古機の活用でこのような効果が期待できるため、コスト削減を目指す企業に最適です。
実績が豊富で幅広い企業に対応可能
メーカー保守から第三者保守への切り替えは、大企業のサービスから小企業のサービスへの切り替えとなるため、不安が大きいと感じている企業も少なくないでしょう。しかしフィールドワンなら、各業界を代表する大手企業にサービスを提供している実績があり、サービス品質について高く評価されています。
たとえば電気機器業界では売上上位20社中の18社がフィールドワンを利用しており、同様に電気・ガスでは上位10社中8社、化学では上位10社中7社など、幅広い分野の大手企業がフィールドワンの第三者保守サービスを活用しているのです。だからこそ、安心して依頼することができるでしょう。
クラウド移行のリスクを軽減
クラウド移行を行う場合も、フィールドワンの第三者保守が移行の際のトラブルによるリスクを軽減します。オンプレミスと全く環境の異なるクラウド環境に移行する際には、事前に十分調査していたとしても予想外な状況が発生します。
そのような場合に備え、フィールドワンでは既存環境を延命可能な状態にしながら、クラウド移行を行っています。移行してみて万が一トラブルなどが起きた場合は、一部をオンプレミスに戻すことも可能で、その間も保守は継続しているため大きな損失や混乱に繋がる心配はありません。
またメーカーEOSLとは関係なく延命できるので、移行プロジェクトのスケジュールを変更せざるを得ない場合でも、メーカーEOSLのために切迫した対策を考慮する必要はないのです。このようなことから、フィールドワンに依頼すれば最適な形でのクラウド移行プロジェクトを推進できます。
一元管理で保守をスマートに
SUN SPARCやHP9000等の旧機種環境を仮想環境やクラウド環境に移行することは制約が多く、企業IT戦略において問題となっています。このような際にレガシーエミュレータCharonを活用することにより、WindowsやLinux環境にこれらのレガシー機器を統合することが可能になります。
VMware等のような仮想環境にも移行でき、AWSやAzureのようなクラウド環境に移行することができるようになります。これによって一元的にIT環境全てが管理できるようになるのもフィールドワンの強みです。
保守内製化のサポートも
第三者保守に切り替えるだけで保守予算の削減は可能ですが、更にコストを削減するために保守作業の一部内製化を目指している企業もあるでしょう。フィールドワンでは、そのような企業のために「自営保守サービス」を提供しています。
このサービスでは、フィールドワンが保守作業の方法をレクチャーし、保守パーツを用意してくれます。障害発生時にはレクチャーにて決めていた手順で保守作業を行い、回数を重ねることで企業内での対応を可能にしていきます。最初は故障も多く、保守も簡単なHDDの交換からスタートする企業が多いようですが徐々に電源、ファン、メモリー等と対象を広げていき内製化の定着、および長期的なコスト削減を実現していくことができます。
フィールドワンでIT予算の削減を実現させ、IT投資を実現しよう!
企業の多くが膨大な予算を費やしているといわれるIT予算ですが、第三者保守サービスに依頼することで大幅な削減が可能です。フィールドワンは豊富な実績と高いサービス品質で、企業の運用方法や希望に合わせた第三者保守サービスを提供しています。
内製化のサポートなど、コスト削減に繋がるさまざまな提案が可能なので、まずは公式サイトをチェックして相談してみましょう。そして削減した分の予算をIT投資に活用し、企業の成長を実現させてください。
フィールドワンの基本情報
創業年 | 1982年 |
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パーツの備蓄量 | 常時約1万2,000点 |
導入されている主な業界 | 電気機器、電気・ガス、化学など |
実績に関する記載 | ・設立から40年以上 ・200社以上、約2,000システムの保守実績 |
対応地域 | 全国 |
会社所在地 | 〒162-0053 東京都新宿区原町3-87-4 NTビル1F |
問い合わせ方法 | 電話・FAX・メールフォーム |