第三者保守サービスとは、メーカーによるサポートが終了した機器に対して第三者の企業が保守サービスを提供することです。メーカーが定めた保守期間が終わりサービスが受けられなくなっても第三者保守サービスを利用することで保守サービスが受けられます。今回はHP製品におすすめの第三者サービスの会社を紹介します。
フィールドワン
会社名 | 株式会社フィールドワン |
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住所 | 〒162-0053 東京都新宿区原町3-87-4 NTビル1F |
電話番号 | 03-5368-2111 |
フィールドワンは1982年に創業したコンピュータ・ハードウェアの保守専門会社です。メーカーが保守サービスを終了したコンピュータであっても保守点検の対象としています。
必要な機器のみ延命保守でコスト削減!
保守期間が終了したパソコンなどの機器はメーカーの保守点検が受けられなくなるため買い直しが必要となります。しかし、機能面で問題ないのであれば可能な限り使用を継続したいと考えるのではないでしょうか。
フィールドワンはメーカーによる保守が終わった後でも必要な機器の保守サービスを提供できます。第三者保守サービスを利用すれば、メーカー保守の7〜8割程度で利用でき、不必要な機器の買いなおしを回避できるためコストを削減することもできます。
セキュリティ対策も万全!安心安全な運用
フィールドワンはリモート監視サービスにより遠隔で顧客のネットワーク機器やサーバの運用監視を行う保守サービスを提供しています。
顧客の事業拠点にある各種サーバやネットワーク機器をインターネットを通じてフィールドワンの監視センターでリモート保守する仕組みであるため、24時間365日体制で常時監視することができます。
リモート監視サービスを利用していると、フィールドワンの保守スタッフが顧客のシステム構成などをあらかじめ把握しているため、スポット保守に比べると障害発生時に速やかに対応できます。
豊富な経験と実績!安心の第三者保守サービス
フィールドワンは豊富な経験と実績をあわせ持った保守サービス事業者です。全国の企業を対象として保守サービスを実施しており、30年以上にわたって顧客企業を支えてきました。現在のユーザ数は200以上、保守実績は2,000システムを超えます。旧DECやCOMPAQ、HP、SUNなど幅広く取り扱っています。
エスエーティ
会社名 | 株式会社エスエーティ |
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住所 | 〒183-0044 東京都府中市日鋼町1-1 ヒューリック府中タワー10F |
電話番号 | 042-306-7910 |
エスエーティはSUNやHPといった外資系コンピュータメーカーの保守サポートやシステム構築に携わった技術者を中心とした企業で保守サポートなどを提供しています。
45社以上1,585機種対応!圧倒的な保守力
エスエーティではサポートが切れた機器の第三者保守サービスを提供しています。NECや富士通、日立などの国内メーカーだけではなくHP、IBM、DELL、NetAppといった海外メーカーを含む45社以上のメーカー、1,585機種の第三者保守を行っています。
対応してできるメーカーであればパーツレベルで壊れている可能性がある場所を割り出して対処することが可能です。
1,700件超の解析実績!
エスエーティには各IT機器メーカーで保守を経験したエンジニアが多数在籍しています。それだけではなく年間1,700件を超える障害を解析し、データ化して保守サービスの運用に生かしています。
保守サービスを依頼している顧客から障害が発生したという連絡を受けると、エスエーティはエンジニアチームと情報を共有して障害対応に入ります。部品が必要であれば部品調達チームが必要部品を調達して部品交換や動作確認といった対応を実施します。
障害対応が終了したら作業報告書を提出し、処理内容を自社のノウハウとして蓄積していきます。
24時間365日安心サポート
エスエーティは24時間365日、トラブル発生に対応しています。基本的には1年を通じて保守サービスを提供する年間保守での契約となります。おもなプランは5つあり、プランによってトラブル対応の受付時間や対応時間が異なります。
最も充実しているプラン5は、24時間365日受付するだけではなく、当日4時間での対応を目標としています。年間保守ではなく、スポット保守を希望する場合は個別での見積もりとなりますので、エスエーティに個別にお問い合わせください。
アプライドテクノロジー
会社名 | アプライドテクノロジー株式会社 |
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住所 | 〒162-0822 東京都新宿区下宮比町 2-26KDX飯田橋ビル 3F |
電話番号 | 03-5225-3900 |
アプライドテクノロジー(以下、ATC)は法人パソコンやサーバのレンタル・保守・販売を行っている企業です。保守期限が切れたパソコンやサーバの保守延長や延命サポートなどをおこなっています。
マルチベンダ対応!メーカー縛りなし
ATCはさまざまな企業の製品をあつめてシステムを構築するマルチベンダに対応できる第三者保守サービスです。国内メーカーだけではなく海外メーカーから保守部材を仕入れることができるため、幅広いメーカーの機器に対応できます。
そのため、メーカーの保守サービス期限が切れてしまったEOL/EOSL(保守サポート終了)であっても対応可能です。
選べる3つの保守タイプ
ATCの保守サービスは必要に応じてオンサイト保守、センドバック保守、パーツデリバリー保守の3つのタイプから選択できます。オンライン保守はサーバやネットワーク機器などに障害が発生したとき、ATCからエンジニアが顧客企業に出向いて障害の解消や部品交換、修理等を行います。
センドバック保守は障害発生時に故障した部品や本体の代替品を郵送するもので、故障が発生した状況をヒアリングし、故障個所の特定や復旧に関する電話対応を行います。部品交換や復旧作業については顧客が行います。パーツデリバリー保守は修理部材の発送と修理のリモートサポートのみ行います。
導入事例多数!実績豊富な企業
ATCは数多くの企業の第三者保守サービスを請け負っています。たとえば、すでにメーカーの保守期間が終了したIBM製のサーバのオンサイト保守や大手証券会社の400代のHPEサーバの保守、データセンターのデータドメインの保守なども行っています。ACTは経験豊富な企業であるため、顧客の幅広いニーズに対応可能です。
まとめ
今回はHP製品におすすめの第三者保守サービスを提供している3つの企業を紹介しました。どの企業も保守期限切れした機器やサーバの保守を行ってくれるため、無駄な機器交換をせずとも現在稼働している機器やサーバの寿命を延ばすことができ、コストを削減することができます。保守期限切れ間近の製品はあるものの、すぐに買い替えできないといった場合は今回消火した3つの会社の第三者保守サービスを利用してみてはいかがでしょうか。