
オンサイト保守とは、IT機器やサーバーなどの障害が発生した際に、技術者が現地に赴いて対応するサポートサービスのことです。システムダウンによる業務への影響を最小限に抑えるため、多くの企業が導入しています。本記事では、第三者保守のなかでもオンサイト対応に強みを持つ企業を厳選して紹介します。保守サービスの導入や見直しを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
フィールドワン
会社名 | フィールドワン |
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住所 | 東京都新宿区原町3-87-4 NTビル1F |
電話番号 | 03-5368-2111 |
フィールドワンは、第三者保守に特化したIT保守サービス会社です。創業以来40年以上にわたり、幅広い業種の企業に対して安定したサポートを提供してきました。
ここでは、フィールドワンの特徴や魅力をくわしく紹介します。
第三者保守に特化して40年以上の実績と信頼
フィールドワンの最大の強みは、第三者保守に特化して40年以上の実績を持っている点です。ハードウェアの保守契約が切れた後もメーカーに依存しない形でのサポート体制を構築しており、多くの企業から信頼を寄せられています。
フィールドワンの第三者保守サービスを導入することで、機器のリプレイスサイクルを延ばすことができ、コスト削減につながります。廃棄物削減といった環境面での効果にも期待できます。
保守対象となる機器は、サーバーやストレージ、ネットワーク機器と幅広く、メーカーや型番問わず柔軟に対応しています。
大手企業を中心に200社以上のサポート実績
フィールドワンでは、製造業を中心として製薬・通信・科学・航空宇宙・研究施設など、さまざまな分野の200社以上と契約を結んでいます。これまでに2,000以上のシステムの保守実績があります。それぞれの業界に応じた課題や運用ニーズに対応できる体制が整っています。
また、EOSL対応については、独自の調達ネットワークを駆使して豊富なパーツを確保しており、万が一のときにも迅速な対応が可能です。故障しやすいファンや電源・電解コンデンサの部品をあらかじめ交換するなどの工夫により、製造から30年以上経った機種の継続的な運用も可能にします。
緊急時も安心の24時間365日の保守体制
フィールドワンでは、あらゆるニーズに対応するために、さまざまな保守プランを用意しています。標準プランでは、受付時間が平日の9時から17時半までとなっていますが、オプション追加で24時間365日体制での受付が可能となっています。
サービス開始前には、対象となる機器構成を徹底的に調査し、保守に必要となるパーツを特定します。社内に在庫がないパーツに関しては、国内外から取り寄せ、万全の体制でサポートを開始しています。障害が発生してから修理パーツを取り寄せることはないため、問題発生から迅速な解決に期待できます。
OSCOM
会社名 | OSCOM |
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住所 | 東京都千代田区丸の内1丁目8番3号 丸の内トラストタワー本館 |
電話番号 | 0120-179-063 |
OSCOMは、IT機器のオンサイト保守サービスを提供しています。全国110拠点を活かしたスピーディーな対応力や専用部署による的確なサービス対応によって、多くの企業から信頼を集めています。
ここでは、OSCOMの特徴や魅力をくわしく紹介します。
保守対応専用部署による迅速な保守対応
OSCOMでは、保守サービスを専門的に対応する部署を設置しており、問い合わせから対応までスムーズに行える体制が整っています。一般的な第三者保守サービスの場合、問い合わせ窓口とエンジニア部門が分かれていることが多く、解決までに時間がかかることがあります。また、オペレーターとオンサイト保守員との間でうまく連携ができておらず、トラブルにつながるケースもあります。
一方、OSCOMではコールセンター部門とフィールドエンジニア部門を統合することで、スマートな保守体制を実現しています。カスタマースタッフは、第三者保守に関する研修・教育を受けたスペシャリストで構成されているため、問い合わせ後の対応もスムーズです。
全国110拠点から最短2時間で駆けつけ
OSCOMは、パートナー企業も含めて全国各地に110拠点を配置しており、主要エリアであれば最短2時間で現場に駆け付けることが可能です。スピーディーな対応力によって、突発的なトラブルにも備えられます。
サーバーやネットワーク機器などは、障害が起こると業務全体に影響を及ぼすリスクがあります。OSCOMの迅速なオンサイト対応は、重要なインフラを守るうえで非常に心強いポイントです。
また、24時間365日の保守対応も可能となっており、夜間や休日のトラブルにも柔軟に対応できます。
あらゆるIT機器・製品の保守に対応
OSCOMは、メーカーや製品に縛られない柔軟なサポート体制が魅力的です。PCやサーバー・ネットワーク・モバイルなど、あらゆるIT製品に対応しており、マルチベンダー環境で使用されている機器にも対応可能です。複数メーカー製品を併用している企業にとって、頼れる存在と言えます。
サービス開始前には、取り扱い製品や製品故障率、保守対象エリアなどを細かくヒアリングしています。保守内容に応じて1週間から最大1か月ほどで体制を提案し、概算見積もりを提示しています。発注後は1か月ほどで保守サービスを開始できます。
NEC
会社名 | NEC |
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住所 | 東京都港区芝五丁目7番1号 |
電話番号 |
NECは、日本を代表する総合電機メーカーです。全国に広がるサービスネットワークと高度な技術力を活かし、オンサイト保守を含む多彩なサポートサービスを提供しています。
ここでは、NECの特徴や魅力をくわしく紹介します。
NECグループならではの技術力と安心感
NECのオンサイト保守の強みは、何といってもその技術力と実績に裏打ちされた安心感です。メーカーとして自社製品の構造や特性を熟知しているのはもちろん、他社製品にも柔軟に対応できる技術体制を整えています。長年にわたり培われたノウハウをもとに、機器の障害発生時には的確な診断と迅速な復旧対応が可能です。
また、NECグループとして全国に展開する拠点ネットワークとサポート体制があるため、どの地域でも安定した品質のサービスを受けられる点も大きな魅力です。
トラブル時に即対応できる常駐保守サービス
NECでは、拠点にサービススタッフを常駐させる「常駐保守サービス」にも対応しています。これは、システムの規模が大きい企業や、迅速な復旧が求められる業種にとって非常に有用なサービスです。
常駐保守では、日常的な点検・監視だけでなく、トラブル発生時には即座に現場対応が可能となるため、復旧時間を最小限に抑えることができます。保守員の人数は、対応するシステム規模に応じて決定しており、月単位もしくは時間単位にて契約できます。
指定の場保で保守員が常に待機しているため、障害が発生した際には最短1時間で保守対応が可能です。
豊富なサービスメニューで多様なニーズに対応
NECのオンサイト保守は、サービスのカスタマイズ性にも優れています。基本的なハードウェア障害対応に加え、システム監視・定期点検・リモート保守・予防保全など、多岐にわたるメニューが用意されており、企業の運用環境や予算に応じて柔軟に組み合わせることが可能です。
たとえば、運用監視サービスを契約すると、システムを常時監視し、異常を早期に発見して報告してくれます。ハードウェアの障害が発生した際には、保守基本サービスと提携して早期復旧をサポートしてくれます。
監視・連絡ともに24時間365日体制で行っているため、夜間や休日のトラブルにも備えられます。
まとめ
今回は、オンサイト保守に強みを持つ第三者保守サービス会社を厳選して紹介しました。オンサイト保守とは、保守サービスの一種であり、作業員が直接現場に足を運んで不具合に対応することを指します。とくに、システム障害が業務全体に影響を及ぼす業種においては、スピーディーな対応力が欠かせません。オンサイト保守を導入することで、業務の中断を最小限に抑えられます。今回紹介した第三者保守サービス会社が気になる方は、まずは気軽に問い合わせてみましょう。本記事が参考になれば幸いです。