サーバーリプレースとは?サーバーリプレースの適切なタイミング

公開日:2024/04/30 最終更新日:2024/05/22
サーバーリプレース

自社のビジネスをスムーズに進めるには、自社のサーバーを最適な状態に保つ必要があります。そのために必要なのがサーバーリプレース(ネットワークリプレースやストレージリプレースも含む)です。サーバーリプレースはいつするべきでしょうか。今回はサーバーリプレースとは何か、サーバーリプレースをしないリスク、実施すべき適切なタイミングについて解説します。ぜひ参考にしてください。

サーバーリプレースとは?

サーバーリプレースとは、老朽化したサーバーを新しいものに交換することです。サーバーは一般的なパソコンと異なる用途で使われるコンピュータで、サーバーがあることでインターネットにアクセスできたり、複数の人が同時にデータにアクセスできたりします。

サーバーは消耗品であるため長い間使っていると不具合が生じます。そのため、適切な時期に交換する必要があるのです。サーバーリプレースが必要な理由は2つあります。

1つ目はサーバーが老朽化したせいで機能停止する恐れがあるからです。長年サーバーを利用していると記憶装置であるストレージがデータでいっぱいになってしまったり、パソコンの処理能力であるメモリが限界になったります。

場合によってはコンピュータの核ともいえるCPUが寿命を迎えるかもしれません。これらの事態が発生するとサーバーが突然機能停止してしまう可能性が高まるのです。老朽化を完全に防ぐことは不可能であるため、老朽化した機器を取り替えなければならないのです。

2つ目はOSやハードウェアのサポートが終了してしまうからです。OSやハードウェアにはメーカーが定めたサポート期間がありますが、その期間が終了すると交換部品などの生産が停止してしまったり、修理を受け付けてもらえなかったりといったことがおこります。

サポート期間が終了したサーバーはできるだけ早く交換したほうがよいでしょう。サーバーは消耗品であり、メンテナンスを続けていてもいつかは老朽化で使用できなくなります。サーバーが突然壊れて困ることがないよう、定期的なサーバーリプレイスは必要不可欠なのです。

サーバーの放置は危険!見逃せないリスク

サーバーリプレースを行わず老朽化したサーバーを放置するとどうなってしまうのでしょうか。少なくとも4つのリスクが想定できます。

1つ目のリスクはサーバーの故障確率が高まることです。先ほども述べたようにサーバーは消耗品ですので、特に問題がなくとも徐々に経年劣化が進みます

その結果、ある日突然、人間の心臓発作のように機器がダウンしてしまうことがあるのです。「問題がないからずっと使える」というわけではありませんので、定期的にメンテナンスやリプレースを行って突然故障するリスクを減らしましょう。

2つ目のリスクはサーバーの処理能力低下です。長年使っているとサーバーの処理能力がだんだん低下して徐々に遅くなります。場合によっては固まってしまうこともあるでしょう。業務を行っている最中に処理が遅かったり固まったりといったことが起きれば業務に遅れが生じるかもしれません。

3つ目のリスクは、セキュリティ面でのリスクが上がってしまうことです。サポートが終了した機器やOSは問題点に対応するセキュリティパッチが行われないため、問題(脆弱性)が放置されてしまいます。すると、脆弱性をついた攻撃によりサーバー内部のデータが漏洩してしまったり、データを消されてしまう確率が上がります。

具体的にはWebサイトの改ざんやコンピュータウイルスの侵入により顧客情報が盗まれたり失われたりするリスクに直面します。万が一、そういった事態が発生してしまうと企業の信用が大きく損なわれてしまうでしょう。

4つ目のリスクはデータが消失するリスクです。サーバー本体が故障せず、外部からの攻撃を受けていなくても、サーバーのデータが失われることがあります。サーバー内部のハードディスクが壊れたり、電源装置やマザーボードが壊れたりすることでデータにアクセスできなくなる可能性があるのです。

サーバーリプレースの適切なタイミング

サーバーリプレースはいつ行ったらよいのでしょうか。実施するタイミングは3つあります。

1つ目のタイミングは導入してから5〜7年後です。サーバーの法定耐用年数は5年間と定められています。もちろん、それ以上であっても状態が良ければサーバーを使い続けられますが、5年を過ぎれば色々な部分に不具合が出てもおかしくありません

2つ目のタイミングは使用しているOSやハードウェアの保守期間が終了するときです。製造されたサーバーはしばらくの間、保守点検の対象であるため交換用の部品が用意されたり、ソフトウェアのアップデートによりセキュリティパッチが配布されたりといったサポートが受けられます。

しかし、保守期間終了後は部品生産やセキュリティパッチも終了する可能性が高くなるので、それを機にサーバーリプレースを実施するのも一つの方法です。

3つ目のタイミングはサーバーの故障頻度が増えたときです。故障頻度が増えるということは機器の老朽化が進んでいることの現れですので、故障が頻発するようであれば機器の交換を検討したほうがよいでしょう。

まとめ

今回はサーバーリプレースの意味や必要性、実施しない場合のリスク、実施するタイミングなどについて解説してきました。サーバーも消耗品ですので、長年使い続けていれば不具合が生じます。何の問題もないからといって同じサーバーを使い続けていると、ある日突然、使えなくなることもあります。サーバーが壊れたり外部からハッキングされると業務がストップしたり、大事なデータが失われる恐れがあります。サーバーを良い状態で保ち業務を円滑に進めるためには定期的にサーバーリプレースを行い、サーバーの安全性を高める必要があるのです。

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創業年1982年2019年1997年1991年(US本社)記載なし(40年以上の経験)1984年2001年
導入されている主な業界電気機器、電気・ガス、化学など金融機関、SIer、通信事業者など金融業、製造業、流通・アパレルなど小売業、医療系、飲料メーカーなど記載なしリース会社、システム会社、製造業などトヨタ自動車株式会社、コクヨ株式会社、アコム株式会社など
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