企業を運営していくうえで、サーバーやIT機器などさまざまなものが必要になります。しかし、メーカー側が生産を中止したり、保守サービスが終了したりして、これまで使っていた機器やサービスを利用できなくなることがあるでしょう。そこで本記事では、第三者保守サービスを提供するおすすめの3社の特徴を解説します。
フィールドワン
会社名 | 株式会社フィールドワン |
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住所 | 〒162-0053 東京都新宿区原町3-87-4 NTビル1F |
電話番号 | 03-5368-2111 |
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フィールドワンは、1982年の創業以来、IT機器の保守サービス専門会社として「技術の向上」「思いやり」「迅速な行動力」をモットーに高品質な保守サービスの提供し続けている企業です。
37年という長年の実績があるのはもちろん、現在200企業以上、約2,000システムの保守を行っていることが強みです。では、フィールドワンの特徴を見ていきましょう。
慌てない!EOSL後も安心の延命保守
フィールドワンは、メーカーのサポートが終了した「EOSL」のIT機器の延命保守サービスを提供しています。「EOSL」は「End of Service Life」の略称であり、メーカーとしての製品サポート、保守サービスの終了という意味です。
フィールドワンでは、EOLS後のサーバーやネットワーク機器に対して、信頼性の高い延命保守サービスを提供しています。世界中のネットワークを使って必要なパーツを取り寄せたり、温度負荷テストを実施したりしているほか、長時間のロングランテストを実施するなど厳しい検査を行っています。
このような厳しい検査を実施することで、EOLS後のサーバーやネットワーク機器を長期間安定して利用できるよう支援しているのです。フィールドワンのサービスがあることで、急な故障や性能低下に慌てることなくIT機器を利用できるでしょう。
リプレース自体を見直してコスト削減
多くの企業では、5~6年を目安に、機器のメーカーサポートが終了すると自動的に新しい機器へ交換するリプレースが検討されます。IT機器の耐用年数が5~6年であるとされており、実際にメーカーの保守サービスも5~6年に設定されていることから、リプレース行われるのですが、莫大な予算が必要となります。
そこで、フィールドワンはリプレース自体の見直しを提案し、コスト削減を実現します。不必要なリプレースを避け、現在の機器が持つポテンシャルを最大限に活用することを提案することを重要視しているのです。
ゲットイット
会社名 | 株式会社ゲットイット |
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住所 | 〒104-0045 東京都中央区築地3-7-10 JS築地ビル4F |
電話番号 | 03-5166-0900 |
ゲットイットは「私たちは顧客の課題を環境に配慮した方法でステークホルダーと共に解決する」というミッションのもと、第三者保守サービスを提供しています。では、ゲットイットの特徴を見ていきましょう。
メーカー保守切れも安心!
ゲットイットでは、メーカー公式の保守サポートが終了したサーバーやネットワーク機器でも、クライアントが安心して運用を続けられるようにサポートを提供しています。
従来、IT機器はメーカーの保守期限をもとにリプレースが検討されることが一般的でしたが、ゲットイットでは企業の希望をベースとしたリプレースをサポートしています。
ゲットイットのエンジニアが機器の設置場所に駆け付けて、故障時の対応を行うオンサイト保守や、障害が発生した際に備えてあらかじめ交換用のパーツを配置しておく預託保守、問題発生時のみ対応を行うスポット保守などに対応し、メーカーの保守期限が過ぎたIT機器のサポートを提供しているのです。
コスト最大70%削減
メーカーの保守期限からリプレースを行う方法では、5~6年に一度、高額な出費が発生します。しかし、ゲットイットの保守サービスを利用すると、従来のリプレースのペースよりも長く機器を使用できるため最大70%削減できます。
IT機器を安心して利用できる環境を整えながら、なおかつ大幅なコストカットにつながる可能性があることは大きな魅力といえるでしょう。さらに、ゲットイットなら、複数のIT機器の保守サービスを任せられるため問い合わせ先を一本化できるといったメリットもあります。
ベアケア
会社名 | 株式会社リンク |
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住所 | 〒107‐0061 東京都港区北青山2-14-4 アーガイル青山14階/15階 |
電話番号 | 03-4540-6500 |
ベアケアは、1987年に創業し、クラウドホスティング事業やクラウド型テレフォニー事業、セキュリティプラットフォーム事業といった複数の事業を展開している企業です。では、ベアケアの特徴を見ていきましょう。
国内最大級の保守パーツ備蓄
ベアケアは、国内で最大級の保守用パーツ備蓄していることが特徴です。メーカーの保守サービスが終了したサーバーやネットワーク機器に不具合が生じた際、豊富なパーツを使って最適な保守サービスを提供できます。
他社ではパーツが見つからず使用できないと言われたIT機器であっても、ベアケアならこれにより、問題を解決できる可能性があります。
複数のメーカーのサーバーをまとめて保守
ベアケアの保守サービスの特徴の一つは、異なるメーカーのサーバーやネットワーク機器を一括でサポートできることです。複数のメーカーやモデルのIT機器を使用している企業も多いですが、メーカーの保守サービスだと機器によって相談先が変わります。
しかし、ベアケアならさまざまなIT機器に対して保守サービスを提供できるため、管理の手間やコストを大幅に削減できるのです。IT機器の不具合が起きたときはベアケアに相談すればよいという状況にしておくことで、運用の複雑さを減らし、保守管理の効率化を実現できるでしょう。
まとめ
今回は、第三者保守サービスを提供する3社を紹介しました。IT機器はメーカーの保守期限をベースにリプレースが検討される傾向にありますが、今回紹介した3社の保守サービスを利用することで、本当に必要なタイミングリプレースを検討できるようになります。ただし、同じ保守サービスを提供している会社であっても、企業ごとに強みや特徴、サービスの内容が異なるため、自社に合った第三者保守サービスを見つけることを重要視しましょう。