シェアード・ソリューション・サービスの口コミや評判

IT業界の技術進歩に合わせて、企業が使用するシステムも急速に陳腐化することがあります。しかし、全ての企業が最新システムへ更新するわけではありません。特に中小企業では、投資コストの問題や運用の複雑さから古いシステムを使い続けることもあるでしょう。

今回は、そんなEOSL機器を安全稼働させるために有効なサービスを紹介します。

もう古いシステム、諦める？ 30年延命も夢じゃない！

古いシステムを使用し続ける最大のリスクは、セキュリティの脆弱性や互換性の問題です。さらに、製造元のサポートが終了すること（EOSL：End of Support Life）により、正式なメンテナンスやアップデートが受けられなくなり、システム全体の信頼性が低下することが挙げられます。

このような状況からシステムを救う存在が第三者保守サービスです。対象となる機器に故障が発生した際に修理を担当して、システムの延命を図ります。第三者保守サービスを利用することで、最大30年までシステムの寿命を延ばすことが可能です。

これにより、ITインフラを全面的に更新する必要がなくなり、莫大な切り替え費用を節約できるというメリットが生まれます。また、既存の資産を最大限に活用することで、サステナブルな資産運用が実現可能となり、企業の環境負荷削減にも貢献します。

今回紹介するシェアード・ソリューション・サービス（SSS）は、そんな第三者保守のなかでも、スポット修理を得意とするサービスです。スポット修理サービスは、予期しないシステムの故障や障害が発生した際に迅速に対応するものです。

スポット修理はSSSと契約していない状態でも最短でEOSL機器を修理対応してもらえることが最大の魅力です。故障機器を送付できない場合は専門的な技術を持つエンジニアが日本国内であればどこでも現場に赴き、必要な修理や部品を交換します。これにより、システムダウンのリスクを最小限に抑え、ビジネスの中断を防ぐことが可能です。

スポット修理のほかにも、年間契約を結ぶEOSL保守サービスもあります。対象機器の修理に必要な部品を事前準備し、トラブル時に担当エンジニアが迅速対応します。翌営業日対応となる「ベーシックサービス」、当日対応の「クリティカルサービス」、年中無休で対応してもらえる「24H365Dサービス」の3種類の契約プランがあり、対象機器がビジネスに占める重要度や代替不可能度に合わせて適切なプランが選べます。

またSSSではEOSL向けのパーツ・システム販売も請け負っています。販売パーツは国内外の提携先から直接取り寄せたもので、動作検証と外観チェックをクリアしたもののみを取り扱い、最大6か月保証がついています。特に富士通とNECの在庫が豊富で、即出荷対応が可能です。

動作保証付きの交換用パーツやシステムを確保しておけば、故障した際に切り替えることで、古いシステムでも最新の性能に保てるようになります。

また、パーツ自体が廃版になるリスクも考慮して、将来的に必要になる部品を確保しておくことも、長期的なビジネス運営には欠かせません。安心して使用できる保証付きのパーツを活用することで、更なるシステム安定化を図れます。

地球環境も助かる！ サステナブルなIT資産運用

SDGs（持続可能な開発目標）の実現は現代社会において国境を越えた目標となっています。そのためには組織や個人がサステナブル（持続可能性）を意識した選択することが欠かせません。サステナビリティは単に環境保護のためだけではなく、企業運営の効率性と持続可能性を向上させるための重要な戦略です。

第三者保守サービスを利用することで、EOSL後も既存のITシステムを長期にわたり維持し、必要に応じて適切なアップグレードすることが可能です。これにより、不必要なシステムの完全更新を避け、投資コストの削減とリソースの最適化が実現します。

また、古い機器の廃棄を抑えることで、廃棄物の減少にもつながり、リユースやリサイクルの促進を図れます。これは、サステナブルな資産運用の観点からも、経済的および環境的にも大きなメリットをもたらします。ITインフラのサステナブルな運用は、地球環境への配慮という観点からも高い価値を持ちます。

この取り組みは、企業の環境保護活動への貢献を示すとともに、顧客やステークホルダーからの信頼を獲得する要素となるからです。

SSSでは特にリデュース・リユース・リサイクルの推進に力を入れ、使う責任の全力サポート、廃棄物削減への貢献、プラスチックゴミの低減、資源の有効活用のサポートに特化しているのが特徴です。サステナブルなIT運用は、単なるコスト削減だけでなく、企業価値を高め地球に貢献できる選択です。

困った時の駆け込み寺！ 24時間365日対応

SSSの年間契約保守サービスでは24時間365日ベストエフォートで故障の際に対応してもらえるプランも用意されています。SSSのサービス受付・提供時間は平日の9:00～17:30に限られていますが、24時間365日プランを選択すれば、土日祝日や深夜・早朝などの時間帯にも対応してもらえます。

常に稼働が求められるサーバーや海外向けサービスなど、一般的な営業時間外に対応が求められる機器に適したプランです。

まとめ

スポット修理、年間保守サービスなどを提供するシェアード・ソリューション・サービスの特徴を紹介しました。第三者保守サービスを上手に活用することでEOSL機器を長期間安全稼働させることが可能です。経済的なメリットだけでなく、環境への配慮からも大きな価値を企業にもたらします。

24時間365日対応してもらえるプランも用意されているので、夜間や土日祝日などに稼働する機器類の「万が一」にも備えることが可能です。サステナビリティに配慮したIT戦略を通じて、持続可能な未来を実現するための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。